【HSP】正社員にこだわるのは辞めて自分に合った働き方を選ぶ

こんにちは。よるむです!

突然ですがみなさん今働いていますか?

「働く」ことは人生においてとても重要なことの一部だと思いますが、わたしは「できれば働きたくない」と思っている怠け者です。笑

「働く」ということにあまり良い経験がなかったのも原因かもしれません・・・

実はわたし独身時代から長い間フリーター生活をしていて、正社員で働いた経験が合計で1年もないんです。

人との関わり方が上手くないわたしは、今まで人間関係を理由に何度か仕事を辞めてきました。

これが原因で一時はうつ病や対人恐怖症を発症し、働けなかった期間も2年ほどあります。

正直職歴がないことや、非正規雇用ということに負い目を感じたこともしばしば・・・。

よるむ

やっぱり経験があるのとないのでは、人生観も変わってくるんだろうな・・・と思ったり。

ですがわたしは「大人になったら正社員で働くのが当たり前」という固定概念を優先した結果、自分にはその働き方が合わなかったんだということに気づきました。

働く上で1度は「正社員という肩書」を望みましたが、それよりも「自分と合う人たちと働くこと」がわたしの中では最重要で、そこが合わなければそもそも続けることが出来なかったです。

みなさんは今の自分の働き方に無理をしていませんか?

仕事で心がしんどく感じている人は、わたしのように心が病んでしまう前に逃げることも大事です!

本記事ではHSPであるわたしが正社員を諦め、自分に合った働き方を選んだ理由をご紹介します。

この記事を書いた人
目次

ニート・フリーターだったわたしの職歴

正社員を4ヵ月で退職

高卒で入社した会社でしたが、職場のおじ様おば様のいびりに耐えられず退職。

ニート(うつ病無職期間)

上記の経験からうつ病・対人恐怖症を発症。

実家での引きこもり生活を丸2年続ける。

フリーター①(短時間バイト→社保付きバイト)

初めてのバイトで良い仲間に出会う。

正社員5ヵ月で退職

もう1度正社員に挑戦してみるも、またもや人間関係で退職。

フリーター②(短時間バイト→社保付きバイト)

正社員を諦めて家の近くのオープニングバイトを始める。

結婚して今までと同じ職場で扶養内パートへ変更

職場の社員と社内結婚して、そのまま同じ職場で扶養内に切り替えて働く。

パート退職(専業主婦)

夫が先に転職したのを機に、時期をずらして退職して今は専業主婦。

上記の経歴以外にも実はめちゃくちゃ短期間で辞めたことがまだあります。(1日で辞めたところもある・・・)

正社員歴がほぼないので、職歴コンプレックスは正直長年ありました。

よるむ

ただ、今は正社員で働くことに拘っていないので気持ち的には楽になっています。

ちなみに社保付きアルバイトで1人暮らしも3年ほどしたことがあります。(フリーターでも生活できなくもない)

初めての仕事は人が怖くなって辞めた

高校を卒業して初めて働いた職場をたった4ヵ月で辞めた理由は「人間関係」です。

同期が数名いて同期は仲が良かったのですが、わたしがダメだったのは年の離れた先輩との関りでした。

当時の職場の私の部署は少人数で、1人の上司(男性)、30代くらいの先輩(女性)、そして自分の親以上に年の離れたお局的なおばさんとおじさんが1人ずついました。

そのうちのおばさん・おじさんの2人は常に高圧的な態度で、今思うととても昭和チックな人たちだったと思います。

正直その2人はどういう立場の方なのかが分かりませんでした。

かなり年は上でしたが上司というわけではなかったともいます。(普通に先輩?)

よるむ

とにかく何をするにも口を出されて、嫌みばかり言われていたな・・・

もともと人に対して必要以上に恐縮してしまいやすい性格だったこともあり、わたしはなかなかその部署に馴染むことが出来ず、人の顔色ばかり気にしていました。

「迷惑をかけたらまた嫌みを言われる」「また呆れられる」そういった恐怖心で毎日ビクビクしていたと思います。

そしてある日わたしはおばさんに言われたこの言葉でさらに人関わることが怖くなりました。

あんたはいつも猫かぶってるな

おばさんにとってはただのいつもの嫌みだったんだと思います。

今思うとその言葉は正しく、わたしはいつも嫌な言葉をかけられるのが怖くて本当の自分を隠していたんだと思います。

でも当時18歳のわたしはとにかく仕事・環境に慣れることに必死で、猫をかぶっていた自覚もなかったのでその言葉に深く傷ついたのを覚えています。

自分では迷惑かけないように必死で頑張っていても、他人から見ればただ猫かぶっておとなしくしているだけに見えているんだ・・・と悲しくなりました。

そして次の日朝から涙が止まらず仕事に行けなくなり、その日から1度も職場に行くことが出来ずに辞めました。

行けなくなってしまってからも、同期が家に来てくれて話を聞いてくれたり荷物をもってきてくれたりすごく迷惑かけたな、と今では思います。

優しい人たちももちろんいましたが、わたしは当時のあのお局様たちが今でもトラウマです。

仕事をする上での人間関係がただただ怖く感じました。

そして人との関わりを避け、家に引きこもるように・・・。

結果的には精神的にもかなり病んで「うつ病」「対人恐怖症」と心療内科で診断されました。

当時はまだHSPなんて言葉も知らなかったのですが、自分のこういった性格もあってうつ病を発症しやすい起因を持っていたのかなと思います。

よるむ

正直今でも新しい職場などでは人が怖くて、なかなか馴染むのに時間がかかってしまいます・・・

2度の正社員短期退職を経験して気づいたこと

今の時代働き方って多種多様ですよね。

それでもわたし自身、フリーター時代は常に心のどこかで「正社員で働かないと」という謎のプレッシャーを抱えていました。

「正社員=安定」という時代じゃなくなってきているのも分かってはいましたが、それでも昔からある固定概念を払拭するのはなかなか難しい・・・。

よるむ

親からの正社員で働くことを勧められていたのもあると思います。

引きこもり生活からの第一歩を踏み出したばかりの頃は、雇用形態に関わらず自分でも働ける場所を見つけてとにかく続けることだけで精一杯でした。

しかし徐々に職場に慣れてきて、アルバイトとしての勤続年数が増えてくると「わたしこのまま一生バイトで大丈夫なのかな?」という不安が頭の片隅をチラチラするように。

そしてわたしは初めて長く続けることのできた職場(アルバイト)を退職し、もう1度正社員で働くことに挑戦しました。

しかし結局わたしは同じことを繰り返すことになったんです

18歳の時と同じような理由、人との関わり方が上手くいかず退職しました

正社員だから続かないのか?と言われると正直分かりません。

ただ理由は「人」でたまたま正社員で働くところで、自分に合った人たちに出会えなかったのかもしれません。

でも2回同じことを繰り返してようやくわたしは、「正社員に拘るのは辞めよう」とハッキリ思いました。

わたしは周りより、人との関わり方がスムーズのに出来ないんだと自覚したんです

「正社員で仕事をする」ことにこだわるのではなく「自分に合った人たちと仕事をする」ことが自分自身には最重要なんだと改めて気づきました。

約2年間の働けなかった期間があるわたしは、例えどんな雇用形態だったとしても働くということが自分にとっては勇気のいることなんだと改めて実感しています。

働く上でわたし自身が重要だと思うこと

  • 人との関わりが苦手だからこそ合わない人がいる職場では働けない
  • 恐縮しすぎて本来の仕事内容が出来なくならないようにしたい
  • 自分の心が苦しくない働き方をする

きっと人それぞれ重要だと思うことは違ってきます。
まずは自分は何が重要なんだろう?と考えてみることが大事なのかもしれません。

固定概念から解放された!わたしが救われた言葉

わたしは最初の会社を辞めてから引きこもるようになってしまい、心療内科へ長年通っていました

心が追い詰められてしまった時に、病院の先生からかけられた言葉に救われたことがあります。

あなたはアルバイトでも仕事をして人の役に立っている。
それだけでもう十分だと思うんだけどな。

心が追い詰められて自分は周りよりも劣っている・何も出来ない・価値がないと感じていた時、この言葉をかけてもらって少し心が楽になったんです

そしてその時からわたしにはわたしのレベルがあることを理解して、今の自分にはこの働き方が個人的には合っているんだなと思うようなりました。

よるむ

先生は本当に何でもないようにサラッと言っていたので特に深い意味はないのかもしれません。それでもわたしにとっては救われた言葉でした。

正社員じゃなくたって良い!心穏やかに生活できる働き方を選ぶ

わたしが最終的に正社員を諦めた理由は、「心穏やかに過ごしたかった」からです。

周りの目を気にしたり、昔からの固定概念に縛られ無理して働いていた時はとにかく心に余裕がなく、休みの日も仕事に行きたくないな・・・行くのが怖いな・・・とビクビクしていました。

世の中には昔からあるいろんな固定概念があって、仕事関係以外でも「こうしないといけない」「こうじゃなきゃおかしい」「これが普通」と無意識に思っていることってたくさんあると思います。

例えば…

  • 仕事を始めたら3年は続ける
  • 結婚するのが当たり前
  • 女性の方が家事をする
  • 結婚したら子供を持つのが普通 etc…
よるむ

実際にわたしもいまだにそう言った固定概念はまだまだある・・・。

その固定概念に支配され続けると、自分の気持ちを無視して正しいと思い込んでいる方を無理して選んでしまう

大人になればなるほど、我慢することに慣れてだんだん自分の心を後回しにしてることってありませんか?

わたし自身も周りの意見に振り回されやすかったり、自分がどう思うかよりも周りからどう見られているかを気にしてしまう性格です。

自分の気持ちではなく世間の固定概念を信じた結果、わたしは上手くいかなかった。

精神的にも追い込まれてしまい、余裕がなくなるともっとダメな方向へ考えてしまうようになります。

無理をして過ごすことで、心が病んでしまう前に逃げるという選択をすることは悪くないです。

生きていく上で自分の心を大事にできるかってすごく重要なことだし、とても難しいことだと思いますが辛い時こそまずは「自分の心を大事に」することを優先してみませんか?

自分に出来ることを、自分に合う人たちとすることできっと生活が穏やかになっていくと思います。

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