こんにちは。よるむです
2023年8月ごろから不妊治療を始めていたのですが、この度第一子を妊娠いたしました。
自己流で妊活を始めてから約1年、クリニックでの不妊治療を始めて4ヵ月で初めての妊娠です。
不妊治療に関しては初期検査・人工授精まで行っていたのですが、正直こんなに早く授かることができると思っていなかったのでわたし自身びっくりでした。
わたしたち夫婦はクリニックでの初期検査で「フーナーテスト不良」で医師からは人工授精を勧められ、1回人工授精はしたのですが、実際に妊娠した時は「自然妊娠」でした。
今回はわたしフーナーテスト不良でも妊娠できた周期について記録していきたいと思います。
夫婦のデータ・簡単な不妊治療記録
わたしたち夫婦の簡単なデータはこちら。
- わたし33歳・夫26歳
- 自己流のタイミング法を8カ月続けるも妊娠できず不妊治療へ
- 化学流産を1度経験
- わたしに子宮内膜症/チョコレート嚢胞があり左の卵巣が5cmに腫れている
- 初期検査の「フーナーテスト」で精子が1匹も確認できず不良
- 精液検査の数値は平均値以下
- 人工授精を1度するも結果は陰性
初期検査のホルモン数値などは正常で、わたし自身の生理も比較的昔から安定していました。
チョコレート嚢胞があるので卵管の詰まりを心配していましたが、卵管造影検査を受け異常はありませんでした。
生理痛もあまり感じることがないくらい生理に関しては不調はなかったので、子宮内膜症と言われたときは正直驚きました。
フーナーテスト不良とは?
わたしたちが検査で問題が出たのが「フーナーテスト不良」。
排卵日付近に性交渉をもち、性交後の子宮頚管粘液を採取して精子がいるかを確認する検査。
精子の数や、動きを確認して子宮の中に精子が入り込めているかを判断する。
「精子が1匹も確認できませんでした」と言われたときは、驚きと共にかなりのショックを受けました・・・
子宮の中に精子が入り込めていないと、卵子と出会うことがないのでもちろん妊娠できません。
しかしフーナーテストが不良だからと言って、自然妊娠が絶対に出来ないということではないんです。
なぜなら原因と考えられることがさまざまあるから。
フーナーテスト不良の原因として考えられること
- 男性側の精子の数が少ない、または0、運動率が悪い
- 女性側の頚管粘液が少ない、または抗精子抗体がある
- 実はうまく射精が出来ていなかった
- 性交渉から検査をするまでの時間が長かった など
主な原因としては上記のようなことがあり、フーナーテストに関してはクリニックによってはそこまで結果を重要視していないところもあるそうです。
フーナーテストは1回の検査で判断はできず、原因もさまざまあるのであくまで可能性の話になるよ。
精子の数や運動率は男性側の体調などによって変わることもあるので、たまたまその日の精子の調子が悪かっただけということも考えられます。
ただ女性側に抗精子抗体があると、自然妊娠する確率は少なくなってしまいます。
精子を敵とみなし攻撃する抗体。
抗精子抗体と精子が結合することで精子の動きをとめてしまいます。
抗精子抗体は、女性だけでなく男性も持っている可能性もあるそうです。
抗精子抗体があるかどうかを調べることも出来るみたいですが、わたしたちはまずは夫の「精液検査」を勧められました。
精液検査の結果は「平均値以下」
フーナーテストの結果が不良だったわたしたちは、まずは精子の状態を知るために精液検査をしました。
1回目の検査での精子の状態は「あまり良くはないけど、自然妊娠できなくはない」という結果で、どの項目も平均値より下回っていました。
実際の数値はこちらの記事で公開しています
ただ先ほどもありましたが精子の状態は男性側の体調によっても変わるものです。
実際わたしの夫も前日にお酒を呑んでいました。
検査があるって伝えてあったのに、あえて前日にお酒を呑んだ夫にその時はとても腹が立ちました。笑
わたしたちはこの結果で2回目の精液検査をしましたが、結果は1回目より数値は良くなっていました。
それでも運動率があまり良くはなかったです。
先生から「人工授精にステップアップしてもいいかもね」と言われ、わたしもこのままタイミング法を続けるよりも、早く前に進みたい気持ちがあったので自周期から人工授精に進みました。
人工授精後に自然妊娠
1回目の人工授精は、わたしの排卵日がいつもよりずれてしまってあっけなく陰性で終わりました。
卵胞チェックもして排卵日を予測して人工授精をしたのにも関わらず、予定よりも2.3日排卵が遅れました。
人工授精した意味ないじゃん・・・
人工授精の妊娠率は自然妊娠とそんなに変わらないそうですが、せっかく確実に精子を子宮内に届けることが出来たのに、なんだかもったいない周期だったなと当時は落ち込みました。
しかし落ち込んでいてもしょうがないので、次の周期こそ排卵のタイミングばっちりで人工授精したい!と思い2回目の人工授精へ。
しかし1回目は排卵が遅かったのですが、2回目はなんと排卵が早すぎて卵胞チェックの時点で既に排卵してしまっていました。
そのせいで人工授精をすることなく終わってしまった周期だったのですが、一応わたしたち夫婦は人工授精周期も排卵日の少し前から自分たちでタイミングを取っていました。
そのおかげなのか、その周期で自然妊娠というかたちで授かることができました。
ちなみにクリニックでの不妊治療を始めてからはあまり排卵日がずれることはなく、だいたいD14前後の排卵だったのですが1回目の人工授精ではD17あたり、2回目の時はD12あたりの排卵で安定しなくなっていました。
原因は分かっていませんが、人工授精をする周期でも排卵日付近にタイミングをとっておいて良かったなと今では思います。
まとめ フーナーテスト不良(ゼロ)でも妊娠の可能性はある!
フーナーテスト不良という結果を聞くと、誰でも落ち込むし妊娠出来ないのかなと不安になると思います。
同じような経験をしている方も結構いるのではないでしょうか?
フーナーテスト不良の原因はさまざまあり、1回の検査では原因は特定できません。
私たちの場合のフーナーテスト不良の原因の可能性
- 夫の体調があまり良くなく、精子の状態が良くなかった
- 性交渉から検査までの時間が長かった
- うまく射精できていなかった
フーナーテスト後の精液検査を2回して、日によって数値にバラつきがあったのでたまたまフーナーテストの時は精子の調子が良くなかったのかもしれません。
ただこれも原因を特定は出来ていません。
だからこそしっかりとその先の検査を受けることが重要だと思います。
わたしたちの場合それが精液検査だったのだと思います。
クリニックによっては抗精子抗体の検査をするところもあるかもしれませんし、2回目のフーナーテストをする場合もあります。
フーナーテストはあくまで不妊の原因となる可能性を見つける検査だと思うので、その後の検査や方針をクリニックと相談していけると良いと思います。
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